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まいど!名調フードアドバイザーの小田です。
今日は繁華街での飲食店の生き残り方。
繁華街っていったって新宿から地方都市の駅前まで
いろいろと幅はあるんだけど
その土地を知らないお客さんが多く来る土地
って考えてもらえるとわかりやすいかな。
さっ!今日も頑張って商売繁盛していきましょう!
働いている人を意識せよ。
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繁華街で一番抑えて欲しいのはココ。
その土地に詳しくなくて次にいつ来てくれるかわからないお客さんよりも
その繁華街で働いている人を意識して商品を作ること。
繁華街とか駅前とか、
ついつい名物を!とか気張っちゃうんだけど、
名物にしたって人気のある店にしか旅行客は来ない。
だから地元の人にいかに愛されるかが大事。
別に毎日昼食を食べにくる食堂になれって言ってるわけじゃない。
個性的で目立つことは大事なんだけれども
目の前のお客さんを唸らせることができて初めて
その向こうを通るイチゲンさんに興味を持ってもらえるんだよね。
繁華街なんて働いている人が少ないわけはないんだから
そこできちんと勝負できる強さをまず養うことが大事。
埋没しない。個性ある店づくりを
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繁華街はどうしてもライバルが多くなるから
個性ある店づくりをしていかないと埋没しちゃう。
個性ある店づくりってどういうこと?
ってよく聞かれるんだけど、
簡単に言えば、「周りと違う」ってこと。
だからナチュラル・シンプル系の素朴な店がやりたければ
実はギラギラした夜の街の真ん中にポンとあるほうがいいかもしれないし
逆にド派手な店がやりたければ
隣はボロボロの朽ち果てた廃墟とかのほうがおもしろい。
人に「お?」っと思わせたらそれで勝ちなんだから。
あえて雰囲気の同じような場所に出すことはない。
もちろん、中身が伴ってなきゃダメだけどね。
ネットと安心感で飛躍へとつなげろ
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さっき「働いてる人を意識しろ」って言ったけど、
もちろんそれだけじゃソコソコ売れてる店舗にはなれても
地域一番の人気店にはなれない。
地元の働いている人たちを相手に安定的に軽々を続けながら
初めて訪れる、そしてもう二度と訪れないような新規客を獲得して
飛躍へとつなげることが大事だ。
一見のお客さんに最も必要なのは安心感。
そしてなんといってもインターネットでの人気獲得が大事。
なぜならば旅行・出張・ちょっとしたデートや観光でも
ネットで調べる人が大多数だからだ。
俺はそもそも、ネットで人気を獲得したけりゃ
きちんとブランディングをしてればお客さんが勝手にインスタやfacebookにあげてくれると思っている派なので
あえて裏工作をしろとは絶対に言わない。
むしろネットの裏工作をする暇があったら
- お店の椅子の座り心地はどうだ?
- 照明はどうだ?
- 接客は?
- メニューの品数は?
- 季節限定メニューは?
そっちを考えろと口を酸っぱくして言っている。
何度も言うが、きちんとしたブランディングさえあればネット工作は不要。
ネットでの生半可な工作はすぐばれるし、
バレたときの痛手のほうがずっとデカいからだ。
でも、ブランディングがしっかりして、バズり出した時の勢いは底知れない。
そうなったときのために、早くから
初めてのお客さんも安心して楽しめますよ、という安心感
を大切に店づくりをしておくこと。
接客もそれを視野にいれ、
オススメや地元の食材・名物をすぐに案内できるように
教育しておくことが大事。
バズるも一瞬、炎上も一瞬。
繁華街の店舗はこれをキモに銘じて運営してほしい。
もちろん、新規のお客さんだけにかまけてると
常連客も逃すことになるから
季節限定メニューや枝メニューを少し増やして
飽きられない店づくりもしていくことが大事かな。
繁華街店舗。
大変だけれど、実りも大きいよ!頑張って!!