まいどです!
名調フードアドバイザーの小田っちです。
今日は、今がコロナ禍とか、
そういった時勢とは関係なく、
そもそも飲食店ってなんで失敗するの?
ってことをお話します。
飲食店のうち、開業2年で50%が潰れる。
飲食店のうち、開業後2年で約50%が潰れると言われています。
この数字を見ると、本当に厳しい世界ですよ。
恐ろしくて開業なんてできなくなっちゃう。
でも、失敗の理由はみんな一緒なの。
ほんと、不思議なくらい一緒なんだよね。
そりゃ、表向きは借金が返せなかったとか
思ってたより客足が伸びなかったとか、
いろんな理由があるっぽく見えるけど、
芯のところの理由は一緒。
勝ちに不思議の勝ちあれど、
負けに不思議の負けなし。
って、野村監督も言ってたなあ…。
うっかり勝っちゃうことってあるかもしれないけど、
うっかり負けることなんてないのよ。
ちゃんと理由があるんだから。
失敗する人は、開業を「ゴール」にしてしまう
このブログを読んでくれている人のなかにも、
「飲食店の開業が夢」と言う方も
たくさんいらっしゃると思うんだけど
でも、ホントのところ、
開業が夢なの??
オープンしたら終わりなの??
って聞くと、「もちろんそうじゃないよ!」
っていう人も多いですよね。
そうそう、つまり、オープンって夢じゃなくて
オープンして、「繁盛」して、それが「続く」ってことが大事なの!
これ、ホントに覚えておいて欲しいんだよね。
失敗する人もたくさん見てきた僕ですが
もちろんみんな、失敗したくてしてるわけではないのよね。
もちろん、上記で書いたような
「オープンはゴールじゃないぜ」ってことも、
頭ではわかってる。
わかっているのに、
いつの間にか違う道へ迷い込む。
そのじ~~んわりと間違う姿は
本当に誰も止められない、坂道を転がる車のよう。
なんか間違っている気がするんだけど、
自分は怠けているわけでも考えていないわけでもないし、
決定的に悪いことを言ったりしているんじゃないから
誰も否定できない。
そうして取り返しのつかないところまできて
はじめて、「何が悪かったんだ?」となる。
わかっているつもりでも、
結局、腹落ちしてる人って実は少ない。
看板が立ってるのに、
みんなが落ちちゃう落とし穴みたいなかんじ。
だからそれがホントに、怖いところなんだよね。
目指すべきゴールは「繁盛」の「継続」
さっきも言ったんだけど、
開業はあくまで過程のひとつであって、
目指すべきゴールは「繁盛」を「継続」することなんだよね。
これ簡単に言うとどういうことか?
「儲けなければいけない」ということだよね。
もっというと、「利益」をたくさん
生み出さなければいけないということ。
つまり、経営をしなければならないということなんだよね。
飲食店を持ちたいという人の多くは
料理が好き
人と接するのが好き
そういう人が多い。
大好きなこの町で
大好きな地元の人たちに
腕をふるった料理を
自慢のお店でふるまう!!
こんな絵にかいたような素敵な想像をしてしまったら、
もうそんな絵面が脳裏に焼き付いて
そこがゴール!!と
思わずにはいられないかもしれない。
でも、そのシーンって
あなたが目指すべきゴールじゃなくて
まだまだ歩き始めた「スタート」にすぎないのよ~。
その設定を間違うと、
途端に失敗する側に入っちゃうってこと。
だから、これだけは覚えておいて欲しい!
目指すべきゴールは
「繁盛」と「継続」。
これすなわち、経営するということ!
これさえ肝に銘じていれば
生き残る確率はグンとあがるよね。