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飲食業、事業計画書はこう作る!②

まいど!名調フードアドバイザーの小田です。

「事業計画書の書き方」とかでググるとね、
い~~~っぱいテンプレートとか出てきますよね?
あれ見るだけでうんざり!って思っちゃいますよね。
気持ちはすごくわかります(笑)
でも、そんなうんざり!って思ってる人にも、
どうにか事業計画書を楽しんで書いてもらいたいんですよね。
それは前回のブログでも言った通り、
事業計画書を書いたほうが、失敗が少なくなるから。

だからね、ホントに簡単に、しかも有効な事業計画書を一緒に作っていきましょう。

まずはこれだけ!事業計画書の根本は「なぜ俺が(私が)儲かるか?」

事業計画書の作り方は、100人いたら100通りあるわけです。
でも結論はみんな同じ。
「よって、私は儲かります。」
これだけなんですね。
これを言うためだけにいろいろと面倒なことを書き連ねていくわけです。

100%儲かる事業だと誰もが思う話であれば、事業計画書は必要ありません。
でも世の中の事業って、100%儲かる保証ってどこにもないのが普通です。
だから、その理由づけを一生懸命書いていくわけなんです。

要は、「俺は(私は)儲かる。」ということを書けたらOK。
あとはその内容をそこを明確にしていきましょう。

儲かる理由は何?味?立地?流行?

あなたの飲食店が儲かると胸を張って言える根拠はなんですか?
「味が美味しいから」
「周りに同じ業態の店がないから」
「人通りが多いから」
「流行しそうだから」

いろいろな理由があると思います。
まずはそれを書き出してみてください。

そのときにこういう理由が出てきた人はいませんか?
「師匠の味を受け継ぎたいから」
「自分の味に自信があるから」
「昔からの自分の夢だったから」

これは、「事業をやりたい理由」であって、「儲かる理由」ではありません。
「~から」のあとに、「儲かる」をつけてみてください。
「師匠の味を受け継ぎたいから、儲かる。」…なんか変な感じですよね?
「師匠の味を受け継ぎたいから、店をやりたい。」なら、わかります。
つまり志望動機はハッキリしているけれど、儲かる理由にはなっていないわけです。
これはこれで大切です。この思いが強ければ強いほど、どんな嵐にもへこたれない芯の強さを発揮するからです。
でもとりあえず、大切なのは「儲かる理由」
まずそちらを明確にしてみてください。

書き出せましたか?

あとはその理由について、裏付け作業をしていくだけです。

例えばあなたがラーメン屋を開くとします。
そのラーメン屋が儲かる理由が「味が美味しいから」だったとします。
するとその裏付け作業は、次のような感じになるわけです。

何年も修行した故郷のラーメンはこの地方では滅多に見られない太麺です。濃い味好きのこの地方の人にも受け入れられることは間違いありません。その証拠にとあるグルメイベントでこのラーメンを販売してみたところ、販売数時間で完売の人気ぶりでした。おかげでそのイベントの目玉となり、3年連続でグランプリを獲得しています。

これなら儲かる理由として遜色ないと言えます。今にもそのラーメンのファンが押し寄せてきそうですもんね!あとは立地や価格設定、固定費と返済計画、息の長い経営を続けられるサービスやリピーター戦略などを添付すれば、いい事業計画書になりそうです。

もう一例行きましょう。
カフェを開きたい場合にしてみましょう。
カフェの儲かる理由は何にしましょう?
「モーニングとランチメニューの充実でリピート顧客を獲得」にしましょうか。
するとどのように裏付け作業をしていけばいいか。例えば次のようになります。

コーヒーについてくるモーニングセットは朝9時までの限定販売。モーニングはサービスメニューのためメニューを絞って原価を抑えながらボリュームを出し、満足感のある内容にすることでまずは顧客に来店習慣をつけてもらいます。(メニュー価格と仕入れ表を添付)
来店習慣のあるシニア層に加え、近隣には幼稚園や小学校も多いのでランチ時には主婦層の来店が見込めます。少し仕切りの高い内装にすることでビジネス層にも打ち合わせや休憩などでご利用いただける落ち着いた空間を演出します。

こんな感じでしょうか。まあまあ、60点くらいの内容にはなりました。
モーニングで顧客の心をつかみ、あとは原価を抑えてそこそこの内装と立地条件もよさそうなところでやっていく目標ですね。
でもこれだけだと少し弱いです。つまり、武器がない
このお店だから来る、このお店にしかない武器があるととても強いのですが…
たとえば、名物スイーツがあった場合はどうでしょうか。

(上記に加えて)季節ごとに流行のスイーツを取り入れ、追加オーダーを促して利益を獲得していきます。一年中人気のパンケーキは限定数販売にして、ブランド価値を維持していきます。

このような武器があるとさらに強くなりますね。
飲食店はやはり味と価格と居心地の良さ。
でも価格と居心地の良さについては、事業計画書の段階ではなかなかアピールポイントとして理解していただきにくい現状があります。
なのでやっぱり味としての武器があると強いのは言うまでもないでしょう。
その味に保証があるとなお強いです。



少し長くなりましたね!
次はさらに細かく事業計画書を掘り下げていきましょう。

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