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飲食業、事業計画書はこう作る!①

まいど!
名調フードアドバイザーの小田です。
ここからは事業計画書の作り方についてご説明していきますね。
事業計画書って、
「本当に必要?!」
「面倒だなあ」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、絶対に書いたほうがいいです。
今日はそのことについて説明していきますね。

事業計画書の必要性①金融機関からの借り入れ目的

まず1つめは、金融機関からの借り入れ目的で事業計画書が必要になるということです。この目的のためにしぶしぶつくるという方もいらっしゃるかもしれませんが、しぶしぶ書くのはよろしくありません。
ここを自分のために作るという考え方にぜひ変えていただきたいんですね。
なぜかというと、事業計画書って「経営の羅針盤」にもなるからです。
それはのちほど書くとして、ここでは金融機関提出用としての話をさせていだたきますね。

金融機関からの借り入れの際、事業計画書っていうのは必ず必要になりますから、銀行のフォーマットに従って作成したり、何かのテンプレートみたいなもので作成する方が多いと思います。
でも、記入さえすればそれでいいということではありません。
自分のやろうとしているお店がどうやって売り上げを立て、利益をあげて返済計画を立てているかを綿密に計算して、その計算をしっかりと裏付ける資料やグラフ、論理だてて説明する説明書を添付するのが望ましいです。
その計算がシビアで、現実味を帯びていればいるほど、当然借り入れはしやすくなるわけです。
その計画の過程で自らの計画の甘さがあればしっかりと事前に確認をし、穴を埋めておくべきです。それは自らのためにも。
そうして穴を埋め、説得力のある事業計画書を立てることができれば、銀行との面接でもきちんと自分の事業の確実性をアピールすることができますよね。
このアピール力があればあるほど、それはよい借り入れにもつながるというわけです。

事業計画書の必要性②経営の羅針盤

事業計画書はビジネスの羅針盤

事業計画書というのは、英語で言うと「BUSINESS PLAN」。ビジネスプランって言うんですね。僕自身は事業計画書っていう名前じゃなくて、ビジネスプランって言ったほうがピンとくるわけなんだけど、どうしてそう思うかと言うと、飲食の経営者って、少し他の業種よりも「ビジネス」の意識が低いと思うんですね。それは必ずしも悪いわけじゃなくて、美味しいご飯をたくさんの人に食べてもらいたいとか、おいしいラーメンをとことんまで追求したいとかいう目的でやってる人もいらっしゃるので、まあそれは一概には言えないんだけども、
でも結局、飲食を続けていくためには繁盛しなきゃいけないわけだし、繁盛が継続するするためには、ビジネスとして成り立っているっていうのは大前提の条件なんですよね。

だから飲食店経営をされている方も、しっかりとビジネスの意識を持って事業計画書を書いてほしいです。それは絶対に損にはなりませんから。
で、ここでは事業計画書に大切な3つの視点をご説明していきますね。

1.借り入れ計画(マーケットがあるか?)

まず事業計画書に欠かせないのが、営業の方針と事業の将来性の分析
要は自分がやりたいことと、マーケットがあるかないかっていうことです。
飲食をやりたいっていう人たちだから、もちろん腕に寄りをかけた料理をお客さんに食べてもらいたい!それが営業方針です!っていう人は多いと思うんだけど、それを欲しがる人がいなきゃビジネスは成立しないわけです。
マーケットがあって初めて、商売になる。
だから、これこれこういうものが今世の中に求められていて、ところがそれが現状では少ないので、僕がこれをやりたいと思います。っていう論法だとお金が借りやすくなるわけです。
もちろんこの中には、競合調査なども入ってきます。
詳しくはまた次の回から詳細を書いていきますね。



2.売上・利益計画(開店後の未来予測)

次に大切なのが、「いくらくらい売れるのか?」ということです。
そんなのオープンしてみなきゃわかんないよ!っていう話ではあります。
でも、ここの予測がしっかりできてないと、自分にダイレクトに返ってきてしまいますよね。だからここはしっかりと予測し、計算すべきです。
そして、ここが大切ですが、何人お客さんが来て、客単価はいくらで、一日の売り上げがいくらで…っていうふうに予測します。
一方で、メニューが決まっていれば、原価が計算できます。
おおよその人件費もわかります。
そうなると、一日の利益がでてくるわけです。
その利益のなかから、こんどは最初にかかった開店準備費(保証金・敷金・内外装費・仲介料・インテリア・厨房用品・食器etc…の固定費)返済費用を捻出していくわけですね。
それでどうやってビジネスを成り立たせていくのか、
それを考えていくことで、返済計画も明らかになっていくわけです。

3.予想損益計算書とキャッシュフロー

売り上げと利益、返済計画がだいたいわかったら、今度は毎月のキャッシュフローについてシミュレーションします。
これができていないと、黒字倒産といって、利益は出ているはずなのに資金繰りがうまくいかなくて倒れてしまうという痛恨のミスも防げます。

まず、だいたいの月々の収支表をつくります。
売上が悪い月・標準の月・売り上げの良い月の3パターンくらいあるといいでしょう。そのうちの標準の月を用いて、実際に借入金の返済が滞りなくできるかどうか、返済計画とつじつまがあっているかどうかを確認します。
これがきちんとマッチングできてはじめて、銀行さんに納得してもらえる事業計画書ができたといえるでしょう。


次回からはさらに詳しく、事業計画の各項目について掘り下げていきましょう。
これを読めばあなたもきっと事業計画書を書きたくなるはずです。

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