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開業資金、どれだけ必要?

意外に知らない?開業資金の算出方法

まいど!
名調フードアドバイザーの小田で~す。
今回は、意外に知らない、そして知ったら安心!(笑)開業資金についてです。
マンション買う時の頭金みたいなもんで、あるに越したことはないけど、できるまで待ってると人生終わっちゃうみたいなところあるからね~~。
要は、借り入れも含めて、どうすれば効率よく開業資金を回しながら早く事業をはじめられるかっていう事だと思うんですよね。
だから今回は、開業にあたって何がどれだけ必要か、ってことを算出していきましょう。

開業資金これが必要!

物件取得費

まずはリアル店舗に欠かせない「箱代」ですね。
保証金(敷金・礼金)不動産仲介料など、”物件を手に入れるまでに必要な費用”です。立地にもよりますが、坪数と単価によってもぜんぜんこの取得費は違ってきますから、「どんな店をやりたいか」に直結する部分ですね。
ここはまず開業資金に直結する費用なので、多くの人が予算に組み込んでいると思うのでまず大丈夫かとは思いますが、
あまりに高価な立地、大きな坪数を想定しているとここでつまづくので気をつけてね。

店舗工事費

前回の

飲食店の内装工事・設計施工会社の選び方http://www.meicho.net/interiorworkshopdesignfoodservise/

でも言ったのですが、効率よく計画的にやらないと無駄なお金を使いまくっちゃうのがこの店舗工事費
プロだと思って任せっきりにしてると失敗します。
なぜなら一番お金がかかるから。
そして、知識不足な分野でどれだけでもぼったくられちゃうから。
店舗工事は業者と密接な打ち合わせをすること。
設計、施工、内装、設備工事、外装、造園、看板、もろもろ…。
時間がかかるからこそ、打ち合わせ段階で家賃が発生したらもったいないしね。
そういう、時間的なムダがお金のムダに直結しやすいのが開業時の落とし穴です。
店舗工事費に関してはぬかりなく、効率的に納得いくまで話し合ってください。


什器備品費・広告開発費

上記の店舗工事費が、ガッツリ目立ってかかるとすれば、
この什器備品費は、目立たずダラダラ、でも地味にかかってきます。
もしも店舗工事費で出し尽くしていたとしたら、残念ながら什器備品の余力なんて絶対残らないよ~~!ほど体力を削り取ります。それくらい、見逃せない予算です。

什器備品費というのは、簡単に言えばいわゆるインテリア品です。
ご家庭で言えば家具。でも、物理的な調度品にとどまらないのがミソ。
店舗のイス・テーブルはもちろん、棚、調理器具、装飾品、レジ、電飾、サンプル、メニュー、ユニフォームや看板デザイン、広告デザイン、求人、教育費などなど…  ね!あげればキリがないでしょー?

でも、メニューひとつとってみても、レジひとつとってみても、
飲食店にないわけにはいかない必需品!
だから買うしかないんです。
だからこそそれを最初から算段に入れておくことが大事。

そんなのわかってるよ~!
と言う方も、いらっしゃると思います。

でも、そんな方にぜひお伝えしたいの!
そういう方ですらも抜けがちなのが、「求人費」「教育費」「広告費」
今や、アルバイトひとり雇うのだって、けっこうな求人費がかかる世の中です。ましてやその子にユニフォームを買い与えたら、当然教育費がかかります。
お客様にご迷惑をかけずに教育するには、時間も時給もかかります。
プレオープンなんてやろうものなら大赤字です。
ね?以外に想定外でしょ?!
そういった細かい予算もきちんと把握しておくことが大切なのです。


予備費10~20%

予備費こそ、首の皮一枚をつなぎ続ける命の水。

というのも、開店まもなくのお店って言うのは、
どんなに修行を積んできた職人だといっても経営的には素人なんですよね。
最初から黒字なんてことは珍しいわけです。
だからこそ、最初の赤字を補填する運転資金が必要というわけですね。

コロナなどでも露呈しましたが、予定外、不測の事態と言うことはまれに起こりうるわけでそういった際の運転資金としても非常に重要です。

最低でも3か月分、できれば半年分くらいの予備費があったほうがいいと思います。あればさらに有利です。
10%~20%というのは、開店資金に比例しての数字です。
1000万の開業資金だとすれば100万~200万。
これだけでも最低はないと、開業したはいいけれど、食っていけないという最も残念な結果になりかねません。

綿密な事業計画が必要

ここまでご覧いただいて、思ったよりかかりそうだなあ…と思っていただけた方は、このブログをご覧いただいた価値があったと思います。
本当にうれしいことです。

意外にも、開業には漕ぎつけたもののその後1年たたずして廃業に追い込まれる店舗と言うのは、この「その他」の部分を予算に入れていなかった店舗が多いのです。

その部分まで見越して必要な予算を算出し、借り入れも含めてどう利益を出していくか、何年で返済完了できるのかということを考えることが大切。
計画さえあれば、怖いものはありません。

次回からは事業計画について記載していきます。
皆さんの前途が少しでも明るくなりますように。
計画を練りに練ってこの荒波を乗り越えましょう。

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